経血を見てびっくりした子供になんて伝える?
こんにちは。READY BOXのブログ担当りかです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。今回は、「お母さまの生理を初めて見た子供に、なんて伝えたらいいか」について、お話ししていきます。
みなさんは「経血をみせて子どもをびっくりさせてしまった」という経験はありませんか? 例えば、一緒にお風呂に入っているときや、外出先で一緒にトイレに入ったとき、お子さまの後追いが激しくてお家のトイレにまでくっついてきてしまったときなど。偶然、お子さまがお母さまの生理を見てしまう、ということがあるかもしれません。万が一そのような事態が起きたとき、どのように対応すれば良いのでしょうか?
「怪我ではない」ということを伝えよう
まず第一に、「怪我ではない」ということをお子さまに伝えてあげてください。というのも、初めて生理を見た子供たちは「血」=「怪我」と、思ってしまう事が多いからです。
生理について知らない子供からしたら、そのように勘違いしてしまうのも無理はありません。
そして、怪我をしていると思うと、とても心配になってしまいます。
そのため、「怪我ではないんだよ」、「痛くないから大丈夫だよ」と、お子さまに声をかけてあげることが大切です。
まずは、安心させてあげること。これを、一番に考えてお話をしてみましょう。
「生理」について、お子様に教えてみよう
お子さまが、生理は怪我ではないのだということを理解すると、次は「じゃあ、この血は何?」と疑問が湧くかもしれません。
そのときは、隠したり、誤魔化したりせずに「生理」について、教えてあげてください。
とはいっても、話しづらい、なんて言ったらいいのかわからない、とお困りの方もいるかと思います。
そのときは、無理なく「子どもから出た質問に答えられる範囲で答えてみる」、もしわからない場合は「今度一緒に本読んでみようか!」と一緒に学ぶ提案をするのも良いですね。
例えば、言葉をやっと話せるようになってきた2〜3歳頃のお子さまには「これは、女の子が大きくなったら毎月くるものなんだよ」ということを、話してあげるだけでもいいかもしれません。
4歳以降になってくると分かる言葉も増えてくるので、生理はどうして起こるのか、どういうものなのか、より具体的に掘り下げて伝えてあげるのも良いかと思います。
また、大人が思っているよりも子ども達は話したことをすぐに忘れてしまうことが多いので、一度に全部教え切らなくても、成長する中で少しずつ伝えていけるとよいと思います。
大切なのは、「生理」についてオープンにするということ。
ここで大人が、隠したり、誤魔化したりしてしまうと、お子さまの中に「生理=タブーなもの」という意識が生まれてしまいます。
お子さまが生理を見てしまったということは、性について話すきっかけが生まれたということ。
オープンに話すことで、今後も、ご家庭でお子さまと性について話がしやすくなるかと思います。